日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

警視庁物語 魔の最終列車  1956年(3月)東映

監督 小澤茂弘 脚本 長谷川公之

出演 堀雄二 浦里はるみ 南原伸二(南原宏治)三笠博子 山形勲 神田隆        

   松本克平 千石規子 関山耕二 山本麟一 花沢徳衛 須藤健 

 

警視庁物語の2作目。

郵便車輛が襲われ乗務員3名が撃たれた。うち2名が即死、一名は重傷を負ったが当初は狂言犯罪も疑われた。

 

これも拳銃を使った犯罪で、最後は犯人を追い詰めるのだがここでも刑事と犯人の撃ち合いが・・・最初のシリーズはやたらと撃ち合う(笑。

 

もしこの調子の映画だったらDVDを買おうとは思わなかっただろう。

日本の警察は現実的に撃ち合うことはないからだ。

 

鑑識課長、須藤健の顔が懐かしい。私はテレビ時代劇でよくみた顔だ。

映画が斜陽になり、当時活躍していた俳優さんはテレビ、特に中年の俳優さんは時代劇へ流れた。この映画の出演俳優の殆どに人は顔は知っているけれど名前まで記憶にない人が多いが、これで覚えられた。残念なのは須藤健はじめ時代劇の時の写真はネットでみることができるが若い頃や1950年当時の画像がないことだ。WIKIで紹介もされていない。

 

女優さんは全くわからない。東映の女優さんだったのだろうか。

 

この回では南原伸二(南原宏治)はなんとノサレてしまう(笑。

f:id:nihoneiga1920-1960:20210914134647j:plain

DMMより