日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

警視庁物語 上野発五時三五分  1957年(8月)東映

監督 村山信二 脚本 長谷川公之

出演 波島進 三笠博子 浦里はるみ 神田隆 堀雄二 山本麟一 松本克平

   多々良純 花沢徳衛 滝謙太郎 須藤健 

 

今度は須藤健がおでんの屋台のおやじ役!花沢徳衛は刑事に戻り、なんと堀雄二が撃たれてしまう。

新顔は波島進で特別機動捜査隊でおなじみの顔だ。

 

山本麟一は初回からずっと髭がある。

 

これも拳銃がらみの事件だが今度は手製の拳銃で弾はなんとパチンコ玉だ。

 

川口?のオートレース場で大穴を当てた男、滝謙太郎だが突然撃たれて死亡。

当たり券は若いグレーのジャンパーを着た男が金に換えた。

 

三河島近辺と上野、浅草が舞台で三河島って今でもなんだか古い昭和なイメージの街だ。浅草の仲見世の裏道はまだ舗装されていないようだ。

ヒロポン中毒の若い男は三河島ハモニカ長屋というところに住んでいる。

その男の女はヌードモデルだ。

 

この映画を見ているとすっかり昭和30年代前半の街の風景に酔いしれてしまう。

常連の南原伸二は出てこない。この回以降出演はしていないようだが何かあったのかな?

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