日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

一橋桐子の犯罪日記 NHK 2022年

毎週土曜日、午後10時からNHKで始まったドラマ。主演は松坂慶子

 

松坂慶子

 

天涯孤独の一橋桐子(松坂慶子)は一緒に暮らした親友をある日病で亡くした。

年金だけでは暮らしが成り立たずにパチンコ屋で清掃?のアルバイトをしているが

心の支えであった友の死で桐子はこれからどうしようか・・・と愕然とするのだ。

二人で住んでいた古い一軒家の家賃も払えなくなり、通帳には2万円ちょっとの現金だけ。不動産屋の紹介で今にも崩れそうなアパートの2階に引っ越すが、偶然テレビのニュースで「刑務所に入りたいから犯罪を犯した老人」を見た桐子。

パチンコ屋の新しい店長は噂では刑務所に入っていたらしく、桐子は彼に刑務所のことをそれとなくきくと、刑務所に入れば3食でるし寝る場所もある。具合が悪くなれば介護もしてもらえると聞いて自分も犯罪を犯して刑務所へ入ろうと決意する。

ムショ活って女子高生から言われるのが面白い♪

 

まだ2回目だけ見たがこれから面白くなりそうで楽しみだが

なにせ松坂慶子と言えば「愛の水中花」をリアルで知っている。とにかく1970年代後半から80年代は松坂慶子と言えば美人の代名詞であった。

愛の水中花の松坂慶子

のに、のに、

いきなり白髪頭でしかも太ってる松坂慶子にショック、ショック、ショック

。役柄もあるから着ているものもダサくて髪型も??

寅さんで出てきた時(1993年)も中年太りのショートカットで結構ビックリしたけど(なにせ大阪の芸者役だった1981年とは大違い)さらにビックリがパワーアップしちゃったよ。

1993年 寅次郎の縁談の松坂慶子
太っていたという印象だったがまだまだ細かったんだね(笑

 

1981年浪速の恋の寅次郎の時の松坂慶子 美しさマックス時代

ドラマの中では若い出演者からおばぁさんと呼ばれるも普通に受け入れているが、これね、絶対現実ではありえないよね。原作者は若い人か?

とにかく年取ればとるほど、赤の他人からおばぁさん扱いなんかされたら怒り心頭だと思うよ(笑。

 

ましてやあの松坂慶子が!!(と勝手に興奮)

まぁ私も中原早苗を初めて見たのはテレビドラマの太ったおばさんの役だったから彼女が日活で活躍した50年、60年代のあの細さを見たときにはビックリしたけどね・・・。

若い人がこのドラマのおばぁさん役の女優さんの若いころの映画を見たらやっぱりビックリだと思う。(配達されない三通の手紙とか、蒲田行進曲とかみたらどれだけ美女だったかわかると思う)

そういえば古手川祐子をしばらくしてみたら最初は彼女とはわからないくらい中年太りだったのもビックリとしての一つに挙げられる。

女優さんとして太らずにいるっていうのはどれだけ難しいのかと思う。ただ太ってしまうのは幸せだから?(もう女優の仕事をしなくても結婚相手が稼いでくれるとか)かもしれないが。

しかしながらさんざん他人のことを言っているワタクシも、しばらくぶりで会った友人には

「太ったねぇ~~」と言われるんだけど(;'∀')

はい、太りました(笑。

 

さてさて 第3回の今夜は結婚詐欺で刑務所に入ろうとするらしい。