監督 吉村廉 脚本 岩井基成
出演 笹森礼子 沢本忠雄 松尾嘉代 山田吾一 若水ヤヱ子 九里千春
泉家のお手伝い、マリ（笹森礼子）は身寄りがないが、しっかり者で心優しく、商店街の人間からも愛されている。
押し売りが来ても優しく接し、彼女はその押し売り（由利徹）に金を渡し押し売りは感激して帰った・・・というエピソード挿入。
泉家の令嬢、節子（松尾嘉代）には好きな男性（山田吾一）がいるが、両親には言い出せないでいた。
商店街で新たに開店する酒屋の店員の中でひときわ目につくハンサムな正二（沢本忠雄）は魚屋の春子（九里千春）やマリの向かいの家のお手伝いの八重子（若水ヤヱ子）から注目されるが二人とも正二は相手にしない。彼は少しでも働く者の待遇を良くしようと商店街の店員を集めて演説をぶったりするが、いつも空振りに終わる。
ある日、節子は氷川丸で行われるパーティーへ行くように母（三崎千恵子）から言われるが、マリを身代わりにして行かせることに。そこである会社の御曹司、鶴田（藤村有弘）に見初められた。鶴田はマリが節子だと思っているのでそこでドタバタ開始！
最後は正二にプロポーズされるが、ここで衝撃的（でもないか・・ｗ）なのが正二が店員ではなくて経営者の息子であったことをマリに告白する。
使われる者同士と思っていたマリはいったん断るも・・・結局結婚を承諾♪♪
この作品でも登場した三崎千恵子。お嫁さんシリーズ当時より若く、４３才。
寅さんですっかり下町のおばちゃんのイメージな女優さんだったが、社長夫人役もやってたんですね。
ここで当時の豪徳寺駅が出てきます。今と全く違う。大きな看板の原田眼科はまだあるんでしょうか？
