日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

秋の駅 1993年 福島テレビ・フジテレビ

演出 河毛駿作 脚本 山田太一

出演 田中好子 布施博 益岡徹 村田雄二 小倉久寛 金山一彦 大森博

   中原ひとみ 丹阿弥谷津子 千秋実

益岡徹・村田雄二・布施博

 

只見線会津柳津を舞台にした物語。サスペンス劇場のような見どころの景勝地はでてこないけれど旅行に行きたくなる。

すでに地方では嫁不足がおきていたのか、もう若くはない微妙な年齢の男たち。キオスクに勤める子連れバツイチ女性にプロポーズする3人。

3人から同時に求婚される羨ましい女性が田中好子です。

その他町の男たちも嫁探し、恋人探しに必死です。

大森博・小倉久寛・金山一彦

農家の益岡徹は母や祖母から子連れ女の田中好子と会うんじゃないと言われ、駅員の布施博は郡山に転勤が決まり、田中好子にどうやって求婚しようか迷っている。さらに駐在の警察官、村田雄二が突然彼女にプロポーズを始め、つられるように告白する益岡・布施のふたりが面白い。

その温泉地に死に場所を求めてやってきた老夫婦(丹阿弥谷津子千秋実)、夫と一緒に旅行なんて嫌だと一人旅をしている中年女性(中原ひとみ)の登場があったりでなんとなくこれまでの山田太一作品が混ざったようなストーリーでした。

千秋実丹阿弥谷津子

スーちゃん、当時37歳の女ざかり。彼女の秘密が暴かれ・・どーするスーちゃん!

結婚を承諾するのか?しないのか?するとしたら誰を選ぶのだ?

田中好子

 



 

にほんブログ村 映画ブログ 日本映画(邦画)へ
にほんブログ村