日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

夢に見た日々 第7話 人の内側 1989年11月30日 テレビ朝日

演出 深町幸男 作 山田太一

出演 千葉真一 桃井かおり 佐野量子 坂上忍 三崎千恵子 中島唱子 なぎら健壱  すまけい 照本一代

第6話↓

nihoneiga1920-1960.hatenablog.com

 

千葉真一中島唱子

 

洋子は慎作の元妻の発言で従業員も彼を信じられなくなってしまい、彼の口から説明したほうが良いのではないか?と慎作に言うが、彼は自分が口でろくでしではない、信じてくれと言うより行動で示したい、それを黙ってみていて欲しいという。

洋子は慎作をそんなに悪い人だとは思えないのだ。

慎作は定時制高校に通う正美の紹介で貸し切りの営業へ正美と向かう。

日も暮れて、店に帰るとまだ7時なのに看板が消えている。店内には昨日怒って帰った多恵子がおり、どうせお客は来ないからみんなで下で飲もうという。

 

洋子は多恵子の勝手に、不機嫌になる。多恵子が慎作が元妻を見返すことが目的だからそんなことにバカバカしくて付き合えないと抜けたんじゃないですか?と言ってしまう。すると慎作はそんなつもりは全くないと言うのだ。多恵子は、今夜はみんな、本当のことを言わない?と言い出す。すると洋子は土屋さんはこの店がつぶれても良いと思っているから店を閉めてみんなで飲もうなんて言えるのだ、27万円しかだしてないけど、私は大金をつぎ込んでいるのだと抗議すると、多恵子が洋子の金の出所を暴露、慎作はもうやめようというが、おばちゃん、正美、大学生の早川、シェフの秘密も言い出す。場は荒れた。早川は人のことを言えるほどアンタは偉いのか?の一言で多恵子は自分の過去の秘密を告白、そして店を出て行く。

 

翌月曜日。多恵子は出勤前に店へ寄り、慎作やシェフ、おばちゃんや正美に昨夜のことを謝る。あんなつもりはなかったのだけれど、どうかしていた・・・と釈明する多恵子に慎作は昨夜のことでみんなあったかかった、その分、君が多少悪者になったけれどね・・・と慰めるように言うのだ。

出勤してきた洋子と店をでたところで会った多恵子は自分がいるとかき回してしまうからいないほうが良いと言って去る。洋子は彼女を引き留める気持ちにはまだなれなかった。

佐野量子桃井かおり

レストランテラスはランチ客は来るが夜の客がほぼ皆無だ。そこで洋子は雑誌に載せてもらおうとおもっていたが、ある日、ひとりで食事に来た女性からテレビ番組でレストランを紹介させてほしいと言われる。新島冴子(照本一代)というその女性はグルメ番組のプロデューサーだったのだ!

 

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