日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

月曜日のユカ  1964年 日活

監督 中平 康 脚本 倉本聰斉藤耕一 原作 安川実

プロデューサー 水の江滝子

出演 加賀まりこ 北林谷栄 中尾彬 加藤武 波多野憲

今日、横浜に行った。元町というとなぜかこの「月曜日のユカ」を思い出す。

町中華街で降りてアメリカ山出口からまず異人館めぐりでもしようと思ったら

駅の出口に獅子文六展開催中のチラシが目に入った。獅子文六といえば「てんやわんや」や「自由学校」を書いた人だ。

予定変更して港の見える丘公園の中にある神奈川近代文学館へ。

途中、大沸次郎館というのもあった。

入場料250円。平日なので人は3名。静か。

箱根山というのも映画化されているけれど、観たことがない。みてみたい。

衛星放送で上映しないだろうか・・。それとも小さな名画座か・・。

彼は2人の奥さんを亡くした。最初はフランス人、その間に巴絵という女の子がいる。

三人目の奥さんに男の子ができた。

獅子文六は横浜に生まれ育ち、後年は大磯ににも長く住むなど神奈川にゆかりの深い作家とパンフレットにある。1969年没。元々演劇では食えないので小説を書くようになったという。

そうそう「大番」も彼の作品だ。この映画も良かった。

しかし・・・ある日消えてしまった。そうyoutubeです。

彼の小説はまた文庫で再販されているみたいだから図書館で借りることにしよう。

 

そのあとイギリス館経由で元町のウチキパンでイングランドを買う。

商店街を少し歩く。元町も随分行っていない。山手なんて多分小学校以来じゃないかな。もう少し時間があったらイタリア山(となっていた)方面から石川町に出るのもいいかもしれない。

月曜日のユカでも元町商店街がでる。急にこの映画が観たくなったのでタイトルは月曜日のユカにした(笑。

 

途中で商店街をそれ、橋を渡り、シルクセンターへ。途中水町通りという獅子文六が住んでいたという通りにあたった。そこはマリンタワーの裏手で、マリンタワーは改装中だった。

昇ったことは一回もなかったなぁ・・。東京タワーも数えるほど・・・。三田にいたのに。 いつでも行ける・・で、行かない(笑。

そしてグランドホテル横から山下公園の大通りへでてシルクセンターへ。

ウチキパンで買った菓子パン190円を食べながら歩く。

帰りは日本大通り駅。中華街へ行く人が多いのだろうか。中華街も10年は行ってない。

 

この駅、最初は日本大学があるのかと思ったのは私だけか?

 

追記 とにかく加賀まりこが可愛い!当時20歳か21歳。中尾彬が細い(笑。

  男はつらいよの博さんの一番上の兄役の人がでていると思ったけど(梅野泰晴)

クレジットをみても見当たらない。そもそも波多野憲という人は誰?

そもそもこの映画に原作があったことはwikiで観るまで知らなかった。そしてプロデューサーが水の江滝子だということも!wikiはありがたいです。