日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

洲崎パラダイス赤信号 追記の追記の追記 1956年 日活

昨夜は自分のDVDで鑑賞。私の勘違いで映像は綺麗でしたが、画面が4:3でした(笑。

今のテレビのワイド画面に合わない。。。でもこうゆうDVD以外に多い。2008年のやつなのに・・・。

 

で、新たな発見。

だまされ屋の場面はロケとセットがありますが、セットで三吉(小沢昭一)が出前から帰って店に入ってくるところを店内から撮った場面でだまされ屋の前の店は理髪店なのですが、今現在でもグーグルマップでみるとだまされ屋だった店(現在 餃子太郎というお店)の前には理髪店があるのです!

店名はグーグルマップでは確認できませんでしたが、理髪店は跡継ぎによって長く営業している店も多い(感じがする)。

当時だまされ屋の店の前にあった理髪店をセットでもそうした・・と考えて言いと思いました。

ロケではだまされ屋の前の店が映る場面は残念ながらありませんが・・。

 

さて、そのだまされ屋という蕎麦屋としてロケで映っているお店、やはり蕎麦屋だったのでしょうか?店の外見はそんな感じがします。

これは知りたいですね。昔の商店街の地図なんかがあればわかるでしょう。。

 

次になんでこれ?な場面。

でもこの映画、無駄と思える場面がない!(笑。

で、これはギャクなのかと思った場面はもうひとつあって

廓の女、田中筆子が千草にいた時に入ってくる大工風な男、山田禅二が店を後にする。

田中筆子がその後を追い、「あんた!あんた!」という声が聞こえる。

千草では蔦枝と徳子がその大工の女の話をして徳子が「子供なんて何人いてもなんにもならない・・」などと言っていると、男が戻ってきてはるみ?に渡すお土産を忘れたといって戻ってくる。お土産を持って店を出るが、すぐに今度は上着を忘れたといってまた来る・・。

それだけの場面なんだけれど、これなに?(笑。

 

あと音声が悪くて聞き取れないからよくわからない場面。

 

義治が蕎麦屋に行った日、蔦枝は奥でぼんやりしている。

店は満員で廓の女を膝に乗せみんなで流しの曲で合唱している(洲崎哀歌)若い男達。

するとなんか言ってから全員が千草から駆け出すように出ていく場面。

どうして?(笑。

それにいつお金払ったんだろう・・・という重箱の隅をつつくような疑問です。

 

続(えええええええ・・・