日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

王将  1948年 大映

監督 脚本 伊藤大輔 

出演 阪東妻三郎 水戸光子 三条美紀 滝沢修 小杉勇 三島雅夫 斎藤達雄

   大友柳太朗 赤木春恵

 

そう言えば阪東妻三郎の三男、田村正和が先日亡くなった。へぇーっと思ったのは、彼は絶対に人前でモノを食べるところを見というという。そうだ、そうだ、それが昔の俳優、女優だったのだ!デコちゃんもなんかそんなこと言っていた。なにせ雲の上の人だから食べ物など食べないのだよ。

 もうずいぶん前からテレビでは食レポとかで食べてるところを盛んにみせる。その流れ?なのか私はユーチューブで山登りの動画をみることがあるが、山頂でお湯を沸かし、カップラーメンをすする場面までとくとくと見せる人もいて(笑、呆れる。もちろんそういう人の動画はそれ以上見ない。(笑。そもそも山登り動画を見る人ってなにかを食べるところを期待しているわけではないのだ。そこんとこわかってください。

しかし!先日、たまたまスーツさんが、ライブ配信をおこなっていた。なんだかコンビニで買ってきた食べ物を食べながらその食べ物のことを話す・・という他愛ないライブ放送でしかもなぜか浴室の脱衣所で配信していた。(後ろに洗濯機が 笑)

スーツさん、大学の単位が勘違いにより足りず、留年することになったが、やっぱり若いせいか食べてるところも汚くないんだよね(笑。まだまだ痩せているし、清潔感が半端ない。なんだかわからないがスーツさん、言ってることは大したことではないんだけどツッコミいれようとは一切思わない、不思議な人。

 NHKのお昼にキャイーンというお笑いコンビの片割れの太った人が司会をしている番組がある。旬の野菜とか試食するんだけど、私はあの彼の食べ方がなんとなく汚くて食べるコーナーが近づくとチャンネルを代えるかテレビのスイッチを切る(笑。

 

 で、王将♪

随分前に見たときは水戸光子滝沢修三島雅夫など気にすることはなかった(というか知らなかった)。

今回はじっくり鑑賞。

 

やはり明治後期から大正にかけての物語だから水戸光子の献身ぶりがかなり疑問だけれどこの小説?が書かれた時代を考えれば普通なのだから仕方がない。

 

あんな時代に生まれなくてよかった(笑、とひたすら思った展開♪

 

最後は胸の病で亡くなる水戸光子に名人になった滝沢修にお祝いを言いにわざわざ東京まで行った阪妻が電話口から法華経を唱える・・・という涙涙の物語なのだ。

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阪東妻三郎水戸光子

三条美紀が娘役でてている。私は三条美紀の娘、のなんとか比呂子?という人がスチュワーデスになる物語を小学のの時にみて育った(笑。

 

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三条美紀