日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

第三の死角 1959年 日活

監督 蔵原惟繕 脚本 蔵原弓狐 直居鉄哉

出演 葉山良二 森雅之 長門裕之 稲垣美穂子 芦田伸介 渡辺美佐子 

   東野英治郎

 

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アマゾンプライムより

 

9月に咲いて散ったと思っていた金木犀が台風が過ぎた先週の土曜日、突然咲きだし

一昨日、昨日と香りが再び・・・庭の金木犀をよーく見たけれどいったいどこに花芽があるのかさっぱりわからない。

 

世の中「誹謗中傷」という有識者のコメントやら突然「誹謗中傷」と言い出した報道各社。論点をすり替えて批判や疑問、感想を誹謗中傷というのであれば日頃から政治家に対してはみんなで集まって「誹謗中傷」繰り返しているお偉い(笑、有識者様様がまさかの逆切れで国民が悪いのだとかあさましいだとか言うのってどうよ?それこそ誹謗中傷で何様のつもりだよそこのおばちゃん!と怒り心頭な最近のおばちゃんです。

 

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造船会社の調査部に勤める長門裕之はある日会社情報がどうも流れているようだと調査を命ぜられる。調べてみるとどうも内部情報を漏らしている社員がいたが、彼はひき逃げされ(またか 笑)死んでしまう。

株主総会を控え上層部から仕事の有能さを買われた長門

 

調査で訪れたボクシングジムには大学の同期だった葉山良二がいた。彼はナイトクラブの用心棒になっていたが、実はそのボスの森雅之の命令で長門の造船会社を罠にはめようとする男のひとりだった・・・。

 

サスペンスタッチでスピード感あふれる演出は藏原監督お得意だと思う。

 

ここでは稲垣美穂子が造船会社会長東野英治郎のわがままなで奔放な娘を演じ、渡辺美佐子長門の同僚で恋人?であったが上昇志向の強い長門に会長の令嬢との結婚話がもちあがる。

 

ネタバレだが以外とあっけなく長門が会社の非常階段から飛び降りて死んでしまうのは

どう考えても理由に無理があった。

ただし、人が落ちていく場面はなかなかリアル。

もっとなのは葉山は令嬢稲垣美穂子が押しかけてきても冷たくあしらうが、死ぬ直前に電話して好きだと告白するのってクサすぎる(笑。まぁ今見るからかもしれないが

見てられないと思いましたわ。

 

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日活より