日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

風流交番日記 2  1955年 新東宝

私が欲しいDVDの一枚に風流交番日記があります。

なぜかDVDの発売はなく、有料でもネットですら見れません。

何度も見たけれど所有してもっていたい映画なのです。

 

が、が、某動画サイトでアップされてるんですよ!今!

ありがとう♪(誰に言っているのだ 笑)

 

とにかくお勧めですから未見の方必見、今がチャンスです(笑。

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風流交番日記

泥棒で自首した父親が逮捕される前、警察官の志村喬の計らいで孤児となって新橋駅前で新聞を売っている子供から新聞を買うシーンが何度みても感動してしまう。その子は自分の父親の顔は知らないのだ。あれも、これもと各新聞を買った父親、おつりはいらないと言うと、「お釣りをわたさないなんてそんな泥棒みたいなことはできない」 と少年になにげなく言われ・・・その時のせつない父親の顔が最高。

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加藤大

同郷の小林桂樹に手柄をたてさせようと、体をはって犯人逮捕に協力したパンパンの阿部寿美子だが、犯人に殴られたときに鼓膜が破れ片耳が聴こえなくなってしまうが、小林桂樹はそれを知らない。今度は鳩の街へ行くと言って交番に立ち寄った時の表情もよい。

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阿部寿美子

ところでDVDとして販売されていない「秋立ちぬ」。

これはプライムで有料でみれますが、これもちゃんとしたDVDが欲しいです。