日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

築地本願寺

しばらく更新せず・・・。その間映画も見ていたがどうも書く気にもなれず。

 

今墓じまいを考えている。家のお墓はとにかく遠い・・・。

先週行ってきたが、時間的には殆ど日帰り旅行(笑。

 

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築地本願寺

 

築地本願寺と言えば有名人の葬儀をやる場所的な存在だが、怖いものみたさで

お墓はいくらなのだろう・・・と調べてみたら・・・なんと合同墓があるのだ。

一体30万円以上・・・となっているが、基本30万円で「以上」というのはもっと出したい人はどうぞ的な意味合いだとか。それ以外、お寺から寄付のお願いだとかというもなければ管理料もいらない。

資料請求したがきちんとしている。それに築地本願寺の将来も大丈夫そうだし。

訪れる人が絶えず、生きている人間からみると寂しくないような気はする。

 

いつでも相談カウンターで相談できる気安さもいい。トップの人はなんと元銀行員だという。そういえば築地本願寺では色々な講座が開かれている。さらに本願寺内にある喫茶?の朝食はインスタ映えするとかで話題らしい。旧知変わらないお寺の経営を変えようとしている取り組み。合同墓もそのひとつでこれからも需要が、特に都市部では高まるんじゃないかと思う。

 

宗教には取り立てて縁もなく、家のお墓のあるお寺が何宗だったのかも知らなかった(興味がなかった)のでお墓参りに行く前に検索した(;'∀') というくらい無宗教な私です。

 

昨夜は六本木アマンドへリングシューを買いに行ったので急遽思い立ち、その足で築地本願寺へ行くことにした。日比谷線に乗るだけだし、本願寺へ直接でる出口がある。

私は間違って出口2へ行ってしまったら、大通りの本願寺と反対側へ出てしまい、

渡り返す。本願寺への出口は出口1.するとすぐに合同墓の建物がある。

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出口からすぐに築地本願寺へ。この円形の建物が合同墓

相談センターへは寄らずにその建物の中へ。すると黄金に輝く仏像!遺族はそこでお参りするのだ。花もお線香も不要・・・というかお供えはいけない。これは逆を言えば手ぶらで行ける・・・例えば銀座へ行ったらお参りにちょっと寄るなんてこともできる。

部屋には防犯カメラが備え付けられていた。

 

仏像の上部に三角形の窓(屋根の部分)があり、そこから本願寺の本堂のあの特徴のある上部が見える。

なんとも洒落た作りだ。撮影禁止とは書いてなかったので思わず撮影。

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仏像上部の窓から本願寺本堂が見える設計

 

そこを出ると左へぐるりと回るようにして出るのだが、建物の壁には生前に申し込まれた方やもう御遺骨が納められている方の名前がフルネームで彫ってある。かなりの数がすでに彫られていた。

 

一番私がぐっときたのは合同だと見ず知らずの人の遺骨と混ざり合う?(遺骨を骨壺から取り出しドンドン納めて行く?)のだが築地本願寺では遺骨を粉砕し(パウダー状にする?)袋に詰めて納めるから混ざり合うというイメージはない。ただし一度納めると取り出すことはできない。これはどんな合同墓でもそうだ。

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本願寺本堂からみた銀座方面まっすぐ行くと松屋へ行く・右側に合同墓の建物

ネットで調べられる時代だからとても便利です。

永代供養といっても色々で、例えば納骨堂なんかでも2年後に合祀だと

いくら、33年だといくら・・・と期間によって値段が違うが結局合祀されるのだ。

中には50年なんていうところもある。もちろん高い(笑。

 

もうひとつの候補は家の墓地と同じところにある合同墓。同じ場所だから遠さは変わらないが田舎のお寺なので緑が多く、静かで築地本願寺とは違う魅力がある。

これからは一年に数度はぼんやり訪れてもいいかな・・とも思える。

墓石はなくすことには変わりがない。