日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

霧の旗 1965年 松竹

監督 山田洋二 脚本 橋本忍 原作 松本清張

出演 倍賞千恵子 滝沢修 新珠三千代 逢初夢子 川津祐介 露口茂

   三崎千恵子 阿部寿美子 市原悦子 金子信雄 内藤武敏 河原崎次郎

   穂積信隆 近藤洋介 桑山正一 清村耕次

 

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倍賞千恵子が怖い。脚本が橋本忍なので面白くないはずがない!

 

過去に2,3回みたことがあるが、いったい誰が誰を殺したのか、倍賞千恵子はなんで東京の弁護士に会いにいったのかすっかり忘れていた。

 

あらすじはネットで(笑。

 

滝沢修の弁護士役がピッタリで、特に倍賞千恵子に誘われて酒に酔い、関係を持ってしまった後検察の後輩から倍賞からの手紙の内容を聞かされる。後輩の検察官、内藤武敏に滝沢が「水商売をしている女なんだ」と皮肉な笑いをこめて言う顔が最高だった。

 

滝沢修の妻役で逢初夢子がちょっとでてくる。彼女の冷たい顔で夫妻の仲が冷え切っているのがわかる。

 

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衛星劇場より

弁護士事務所の職員のおじさん、昔テレビの時代劇でよく見た人。桑山正一という人だ。

 

雑誌記者役の近藤洋介も懐かしい顔のひとり。

 

原崎次郎はサングラスをかけていて誰だかわからなかった。