日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

驟雨 1956年 東宝

監督 成瀬巳喜男 脚本 水木洋子 原作 岸田国士

出演 原節子 佐野周二 香川京子 小林桂樹 根岸明美 長岡輝子 東郷晴子

   中北千枝子 加東大介 伊豆肇 塩沢とき 出雲八重子

 

アマゾンより

この作品は過去、数回みたことがある。なんかピンとこない作品だが、年齢があがればその良さもわかるかと思い再視聴。しかし!良さがわからないよやっぱり(笑。

 

普通の夫婦の普通の生活。しいていえば夫に対する妻の不満なんだけど。

事件といえば

新婚旅行から怒って帰ってきた姪の香川京子の愚痴。

佐野周二の勤める会社の希望退職者10名で自分から退職を希望すれば10万円うわずみするというので佐野周二と同僚数名がとんかつや?をやろうと佐野周二の家へ集まる。奥さんである原節子を女将にして・・・という話がでると原節子は結構乗り気となるが佐野周二は弟が農家を継いだ田舎へ帰って農業をやるとか言い出す。

 

現実できな女性は、肩身のせまい生活になるのが目に見えているが胃の悪い夫は弱気になるばかり。

 

奥さん同士の噂話とか町内会の集まりとか。

 

これみて気が晴れるんだろうか(笑。

最後は夫婦が紙風船をうちあって、頑張れ!みたいな。

 

あまりにも普通で地味すぎて作品としてはどうかな。というのが感想です。

貴重なのが映像で、梅が丘の駅舎とか商店街が映っている。