監督 小森白 脚本 松浦健郎
出演 轟夕起子 伊藤雄之助 小林桂樹 関千恵子 小川虎之助 荒川さつき
轟由起子がだんだんふっくらしていっている頃の作品（笑。
芸者がでてくるコメディ？みたいな妻に頭が上がらない夫。
ミス東京で美容界のカリスマ、夏子（轟夕起子）は金もうけもうまく、下着販売会社に勤める千吉（伊藤雄之助）は頭があがらない。
夏子の弟の平馬（小林桂樹）が上京し、千吉の会社で下着のセールスマンとなる。一緒にセールスに回るのがテル（関千恵子）。
ひょんなことで夏子に喧嘩した平馬は下宿を探すが、田舎者の平馬は連れ込み旅館を下宿できる旅館かと思ったりする。そこへテルが通りがかり、彼女は自分の下宿は２間あるからと平馬に下宿代の半分をもらって下宿させるチャッカリした娘だ。
会社の社長（小川虎之助）からいつも真砂町の妾宅へ用事を言いつけられている千吉は、妾のおふね（荒川さつき）から気に入られ・・・
まぁ、最後は夏子が反省しってところで終わる。
当時からすでに女性が強かったのか？それとも夏子のような女性への憧れがあったのか
（バリバリ働くキャリアウーマン）。新東宝らしい作品。
ところで関千恵子さん、まだ存命のようだ。調べると彼女の息子が東宝の会長になっているのさすがに亡くなっているのにそのまま報告せずってこともないだろう。
関千恵子というと「煙突の見える場所」でデコちゃんの友人でお金持ちと結婚したが
夫が自殺するっていうのにコワくて家を出てきちゃった・・という現代風？娘がはまり役で印象強い女優さん。
「恋文」でも道三重三の洋とテキトーに？付き合う若い娘役だった。
