日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

お嫁さん 第7シリーズ 第6話 母の心配

監督 番匠義昭 脚本 宮田達男

出演 結城三枝 山内賢 三崎千恵子 三井弘次 小倉一郎 岡崎友紀 真木沙織

   宝生あやこ 島田正吾 吉田敬子(佳子) 頭師孝雄 宗方勝巳 

          曾我廼家一二三 笠智衆  桜むつ子 藤田みどり

 

 

京子が今村家へ嫁に来て少し経った頃のお話。

今回は小姑である陽子がお勤めしたいと言い出す。

 

家にいてもあまりやることもない陽子に母のふじ子はお花だけではなく、お茶とか料理とか習いに行ったら?という。

神田でレストランを経営している友達のさなえ(藤田みどり)に会いに行った陽子はそこで働きたいとさなえに頼む。人手不足だったのでさなえは早速自分の母親に連絡して

陽子の母に承諾してもらおうとするが・・・

藤田みどり

この藤田みどりという女優さんは岡田真澄の奥さんであった人だ(wikiより、後離婚)

八月の濡れた砂」?という映画で有名になったらしい。

 

ふじ子はさなえの母(桜むつ子)と小唄仲間でもあり旧知の仲だ。家に尋ねてきたさなえの母から事情をきき、びっくりするふじ子。

桜むつ子三崎千恵子

ところが母と次男の清二は大反対。陽子が働きになんか行くと、まるでお嫁さんの京子と折り合いが悪いようにとられるし、本間家もそう思うだろう・・というのがその理由。とにかく隣近所や親戚がなんていうか気にするのは今でもある。

 

すっかり嫌気がさした陽子はもう働かないといい部屋へ。そこに圭一が帰ってきて事情を知り、しょげる陽子に狭い我が家を飛び出して社会の風にあたれ!と励ますのだった。

 

↓一番頭が固い次男の清二(笑

頭師孝雄