日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

お嫁さん 第7シリーズ 第7話 兄夫婦

監督 番匠義昭 脚本 宮田達男

出演 結城三枝 山内賢 三崎千恵子 三井弘次 小倉一郎 岡崎友紀 真木沙織

   宝生あやこ 島田正吾 吉田敬子(佳子) 頭師孝雄 宗方勝巳 

          曾我廼家一二三

 

吉田敬子・宗方勝巳

この回以降のアップはまだない。今日あたりアップされたらいいな。

 

今村家に嫁入りしてしばらく経った京子。周りが里帰りをおぜん立てする。

まず義父母が京子のお里帰りを相談し、夫の圭一は昼間、京子の兄のいる弁護士事務所を訪ねて里帰りの話をする。京子の兄に誘われて圭一が昼食に行ったステーキレストランってどのあたりなんだろうか。

日本橋?銀座?界隈?

レストラン内部のセット?も昭和40年代って感じ。

 

圭一から家へ来て京子の暮らしを見て欲しいと誘いを受け、兄は田園調布の妻を呼んで

早速今村家へ行くことにする。

圭一から知らせを受けた今村家の人々。次男の清二が妹の陽子が働いていることを京子の兄が知ったらよく思わないだろうから、ちょっと手伝いに行っていることにしようと母、ふじ子に持ち掛ける。その話を聞いた末弟の省三が、陽子に電話してレストランを早退させて働いてないってことにすれば?というがさすがにそれはのめないふじ子。

 

みんなに歓待され、圭一と京子の部屋へあがった京子の兄と兄嫁。陽子が働き始めたことを知り、京子と陽子がうまくいっていないのでは??と思うが、早引けして帰ってきた陽子が挨拶に来て、京子のおかげで外にでることができて感謝していると言い、うまくいっていることがわかって兄夫婦は安心するのだ。

京子から陽子が働きに行っていることをきくと顔が曇る兄。

しかし!誤解が解けてこの表情

 

それにしても里帰り・・・義父母と夫、そして京子の兄の間で話が進んでいく・・・女は黙って周りに言う通りにすればいいってこと??と思った(笑。

時代を感じますぅ。

 

ところで圭一の父役の三井弘次。1910年生まれで当時59才。彼はそれから10年後の1979年に亡くなるのだが、1971年に胃潰瘍の手術後、体調を崩したとある。

元から痩せていた人だが、胃が悪かったんでしょうね。

っていうか、このドラマでは私より年下の59才(;^_^A、三崎千恵子にいたっては1920年うまれで49才!

 

三井弘次