日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

お嫁さん 第7シリーズ 第11話 愛の仮縫い

監督 番匠義昭 脚本 宮田達男

出演 結城三枝 山内賢 三崎千恵子 三井弘次 小倉一郎 岡崎友紀 真木沙織

   宝生あやこ 島田正吾 吉田敬子(佳子) 頭師孝雄 宗方勝巳 

          曾我廼家一二三  有川博 藤田みどり 親 桜子

 

映画のロケ地をまわるユーチューブ動画で気に入ったものがあって、その中に「砂の器」のロケ地を見たら、「砂の器」を見たくなった。幸いないことに衛星劇場で前に放映されたものの録画がある。ところが、1977年に仲代達矢主演のテレビドラマ?がアップされているのをみつけ、そちらを見てみた。

映画と違い、連続ドラマで数回に分けて放送されたようだが、回数を稼ぐため?なのか

刑事役の仲代達矢の一人息子が交通事故で亡くなって、その後妻とも離婚。しかし別れた妻の妹(真野響子)が仲代が好きなようで、彼女も夫がいるのだが、仲代に告白しようとしたり、和賀(田村正和)の友人で評論家でもある中尾彬とその恋人の奈美悦子の存在とか、劇団に所属している女優?で実は和賀の隠れた恋人とか舞台装置担当の男性の死亡とか、とにかく長くてなかなか映画のような謎解き場面にいかない。

やっと第4回が終わりそうなところまでのアップはあるが、その後のアップがなくて

なんだか損した気分(笑。ネットで調べると第6話まであったそうだ。

仲代達矢は野球好きという設定で当時活躍した野球選手の名前がテレビやラジオから聞こえるシーンが結構ある。

私としてはやはり映画のほうが好きかな。確か原作も過去に読んだと思うが、こんなに登場人物それぞれの事情が語られてる小説だったんでしょうか。

 

 

で、お嫁さん。

第10話の適齢期の二人は誰だったのかがこの回でハッキリしました。

陽子と清二です♪♪

通いの職人、タケさんが裏で活躍しました。

 

久しぶりの陽子の休日。今村家では障子の張替えを嫁の京子と休みの陽子とでやっている。母、ふじ子は障子紙を再度購入しに外出。

ところが陽子に坂本から連絡があって会いにいくという陽子にいつもの通り文句をいう清二。

坂本は市ヶ谷に仕事で来たので陽子に連絡したと言う。ついでだからと先日の背広の仮縫いをしようと今村テーラーへ。

 

陽子が出かけてしまったので清二は京子と障子の張替えに奮闘する。

 

そんな今村家の様子をみていたタケさんは、清二のために日本橋のボタンやの店員、ユキさんを店に呼ぶ。

店にボタンの見本をもって現れたユキに清二をどこかに誘って欲しいと頼み、ユキも承諾するが、清二はユキの誘いを忙しいから・・・と断るのだ。

タケさんは必死でユキと出かけるように頼むが、清二はいうことを聞かない。陽子も母も行けというがそれでも断ったのは陽子が坂本に会いに出かける時に叱ったからだ(笑。

ユキはあきらめて帰ろうとしていると父が帰ってきた。

すると父がせっかく誘ってもらったのだから行けという。

その父の一言で清二も行くことにする。めでたしめでたし♪

ユキから映画に誘われて一瞬、うれしそうな顔をする清二だが・・・↑

 

ユキと清二のデートを実現したタケさん↓