日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

お嫁さん 第7シリーズ 第18話 女ごころ

監督 番匠義昭 脚本 宮田達男 

出演 結城三枝 山内賢 三崎千恵子 三井弘次 小倉一郎 岡崎友紀 真木沙織

   宝生あやこ 島田正吾 吉田敬子(佳子) 頭師孝雄 宗方勝巳 

          曾我廼家一二三  親桜子 宮浩之

 

 

陽子の見合い相手、野上(宮浩之)から朝電話があり、仕事が終わったら会うことになった。幸せそうな陽子をみて安心する今村家の両親。

一方、清二はというとユキちゃんに失恋したと思い、仕事も手につかない。

父には叱られるが、清二は外の空気が吸いたい!海でも見てくると言って出かけようとする。

って、なんで背広にネクタイまでしめて??と思ったが、当時のお父さんたちは子供と遊園地行くんだって背広とネクタイであった(笑。

そこへボタンやのユキちゃんがボタンの見本を持ってきた。

いつもと違い、ぎこちない二人を見て心配したタケさんだが、清二は振り切るようにして外出してしまう。

先日のデート以来ぎこちないふたり

お茶でもと思っていた京子はユキちゃんも帰ったというので慌てて後を追う。

そこでユキちゃんに清二の件を話すと、なんとユキちゃんは縁談話をしても清二の態度がつれないのでやはり自分には興味がないのだと思っていたことがわかる。

京子は清二の本当の気持ちをユキちゃんに説明。

京子とユキちゃん

圭一の事務所へ陽子の見合い相手の野上と京子の義姉が訪ねてきて、今晩、野上の母が名古屋から上京してくるので陽子に会わせたいと言いに来る。

野上さん(宮浩之)、なかなかのハンサムです。

吉野敬子と宮浩之

京子はユキちゃんの気持ちを義母ふじ子に話し、清二には夫の圭一に話してもらうことに。

夕飯時、やっと清二が帰ってきた。心配で残っていたタケさんに元気づけられる清二。

そこへ圭一が清二に勇気をだしてユキちゃんと話せと言い、タケさんがボタンやへ電話すると出たのがユキちゃん。清二はユキちゃんと会って話し合うためにまた出かける

という希望のある終わり方。清二とユキちゃんが相思相愛でよかったです♪♪

題名のとおりの「女ごころ」でした。