日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

お嫁さん 第7シリーズ 第16話 結婚の相手

監督 中新井和夫 脚本 宮田達男 監修 番匠義昭

出演 結城三枝 山内賢 三崎千恵子 三井弘次 小倉一郎 岡崎友紀 真木沙織

   宝生あやこ 島田正吾 吉田敬子(佳子) 頭師孝雄 宗方勝巳 

          曾我廼家一二三  藤田みどり 有川博

山内賢・結城三枝・宗方勝巳

ひゃ~~、そういう展開なのねと思った回。

 

今村家ではいまだに見合い話を断ろうか、どうしようかと京子の兄に返事を出せないでした。

そこへまた京子の兄が圭一の事務所に来たと圭一から電話をもらった京子は急いで出かける。

出がけに義父から、今夜、陽子からちゃんと返事をもらうからと言うようにと言われた京子。

 

陽子のレストランに坂本が現れ、坂本は鹿児島で母の経営している旅館を継ぐために会社を辞めて鹿児島へ帰るという。

その話を聞いて陽子は、鹿児島で静かに暮らすのも悪くない・・・みたいなことを言うのだ。

って、とこはやっぱり陽子と坂本さんは相思相愛なんだろうと思わせるのだが・・・

 

次男の清二は陽子のことが心配で、こっそりレストランの早苗を訪ね、ことの事情を話す。早苗も陽子と坂本が付き合っているのか?までははっきりわからないという。

 

が!やっぱり女友達。陽子の帰り際、ロッカールームで清二が訪ねてきて陽子に見合い話が持ち上がっていること、そして坂本との仲を心配していたことを伝えるとなんと陽子は、坂本さんには鹿児島に婚約者がいてだから彼はお正月に帰った、自分は前からそのことを知っていたので坂本さんとはなんでもないというのだ(え~~~。

なんか無理やり脚本変えた?それとも最初からそう言う展開になるとして物語が進行していたのか?あまりにも何も起こらないドラマなんでここでインパクト系に変わったのか!

 

ここでも陽子本人はほっといて家族が集まって陽子の行く末を議論する今村家。

昔の家って本人度外視なのはなんとなく記憶にある(笑。

早苗に事情を話す兄の清二

事情を知った陽子が家に帰ってきた。家族間では今夜こそ陽子に話そうとしている。

2階にあがった陽子の部屋に誰にも気兼ねなく自分の気持ちを言うようにという清二に陽子は坂本さんとはなんでもない、自分も結婚したいから是非お見合いしたいという。

 

階下では京子の兄から電話がかかり、まだ陽子のことをしらない両親はどちらが電話で説明するかの押し付け合いが始まる(ここで笑い?)

2階で陽子、清二から真相を聞いた圭一が電話にでて見合い話を進めてもらうことにしてめでたしめでたし♪♪

この回で坂本役だった有川博の出演は終わるのだろうか。