日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

爆薬に火をつけろ  1959年 日活

監督 藏原惟繕 脚本 池田一朗 阿部桂一

出演 小林旭 岡田真澄 梅野泰靖 白木マリ 安井昌二 近藤宏 深江章喜

   高品格 植村謙二郎 嵯峨善兵 芦田伸介 島村葉子 西村晃 伊達信

  

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日活より

リズムよくどんどん進むなぁと思っていたらなんと監督が藏原惟繕だった。

 

埋め立て工事を入札で請け負った中西組の中西(小林旭)は仲間の杉(岡田真澄)と大江(梅野泰靖)の3人で仕事を始めたばかりの若者だ。

仕事を請け負えなかった加納産業は中西組が気に食わず、いろいろ妨害してくる。

土工には風太郎を集めてきたが、世間が風太郎で仕事ができるのか?と訝る。

みな最初は反抗的だったが中西はなんとかみんなの気持ちをひとつにして仕事に精をだしてもらえるようになる。

ところが銀行に融資を頼むも融資希望額の半分しか貸してもらえず、彼は金融業の

世郷(芦田伸介)からもトラックを担保に金を貸してもらう。

 

工事現場に入って勝手に写真を撮る女、志賀千賀子(白木マリ)は写真家だがそんなことを知らない中西と言い合いになる。なんと彼女は中西の取引銀行頭取のひとり娘であった。

 

ってところからドンドンお話は面白くなります。若干21歳の小林旭は貫禄たっぷりで

すでに大スターといった感じでした。

裕次郎が主役だったら全てうまくいって終わり(多分)・・ですが、最後は新しい展開になって驚きでした♪

日活より