日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

黄色い風土 1961年 東映

監督 石田輝男 脚本 高岩肇 原作 松本清張

出演 鶴田浩二 丹羽哲郎 佐久間良子 柳永二郎 曾根晴美 吉川満子

   神田隆 若杉英二 春日俊二 利根はる恵

Amazonより

松本清張原作だったので期待して視聴♪♪ 週刊誌の記者、鶴田浩二にも期待♪♪

 

週刊東都の雑誌記者、若宮(鶴田浩二)は熱海に滞在している女性問題の権威、島内(柳永二郎)の談話をとるため東海道線に乗車。車中は新婚夫婦で一杯だった。

ひとりで座る女の横に席をみつけた若宮。彼女はカトレアの香水でもつけているのだろうか、いい香りがした。東京駅から発車ギリギリで乗車してきた男女は見たところ新婚だと思われたが誰の見送りもなく彼は疑問に思う。

熱海には通信員の村田(春日俊二)の案内でまずはホテルの部屋を取る。受付には車内で気になった新婚夫婦もチェックインしていた。

その晩、若宮の部屋へ服を持ってきたと男が入ってきた。何事かと思ったが彼は部屋を間違えたらしい。その後ホテルのナイトクラブへ行った若宮は部屋へ間違えて入ってきた男がもう一人の男といるのを見る。

 

翌朝、島内の取材でラウンジへ行こうとするとなんだかホテル内が慌ただしい。

その後、ホテルに宿泊していた若い男の死体があがったことを知った若宮は早速現場へ訪れる。その男は熱海行きの車中やホテルで見た新婚夫婦の男のほうだった。

 

って感じで物語がスタート。見ていくうちに偶然に偶然の連続で謎解きが始まる。

あまりに偶然過ぎて登場人物ほぼすべてがある事件にかかわりがある結末なので飽きる・・・。最後は犯人の説明で事件の真相が明かされる見飽きたパターン。

唯一よかったのが吉川満子が見れたこと?!

松本清張がよく主張するGHQの暗躍があるのか?と思わせる展開だけどそうじゃない。

ただ、戦争に行った人が現役で働いていた頃の時代は感じました。

 

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