日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

松竹映画70年の女優 田中絹代から寅さんのマドンナたち 1982年

有難いことに1982年、荻昌弘のロードショウ―番組で松竹映画の女優さん達のインタビュー映像と映画の一部が紹介された番組を録画されていた方のアップ映像がありました。

 

栗島すみ子から始まって、

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栗島すみ子 81才

 

吉川満子

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吉川満子 82才

そしてなんと逢初夢子!

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逢初夢子 66才・高杉早苗 64才

逢初夢子の没年がわからない。生きていれば105才。

wikiによると

”2002年発行の『日本映画スチール集 新興キネマモダニズム篇』(立花忠男著・ワイズ出版)に資料提供したのを最後にその後の消息は不明である。”

 

高峰三枝子 

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高峰三枝子 64才

そしてデコちゃん!

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高峰秀子 58才

なんだか最後までわからないのがこの番組の放送年。男はつらいよ都はるみがマドンナの映像が使われていたから1982年~1983年だと思う。

 

残念だったのはインタビューと言ってもかなりカット?されていて、愛染かつらとかの映像が多かった。殆ど見た映画だったけれど、倍賞千恵子のデビュー2作目の「水たまり」というのは見てみたい。

 

 なんと逗子駅のホーム

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倍賞千恵子

倍賞千恵子倍賞美津子

倍賞美津子はいかにも1980年代のお化粧と髪型。なんとタバコを吸っていた。

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倍賞千恵子倍賞美津子

岡田茉莉子岩下志麻、そして松坂慶子のインタビューもあったけれど、どれもかなりカットされていた。一番長かっのが高峰三枝子のインタビュー。

私としては逢初夢子をもっと見たかった。

インタビュアーが伊藤つかさという???(当時の)アイドルだったのが非常に残念だ。八重歯が可愛いということだが、今思えば単に歯並びが悪かっただけだ。