日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

お嫁さん 第7シリーズ 第4話 こじゅうと

監督 番匠義昭 脚本 宮田達男

出演 結城三枝 山内賢 三崎千恵子 三井弘次 小倉一郎 岡崎友紀 真木沙織

   宝生あやこ 島田正吾 吉田敬子(佳子) 頭師孝雄 宗方勝巳 

          曾我廼家一二三 笠智衆

 

新婚旅行先で

第4話は挙式を終え、新婚旅行から帰った京子にとって、今村家での第一日のお話。

今村家では二人のために義母ふじ子が娘の陽子と夕食の相談をする。陽子は母を手伝う気でいたが、早めに帰った京子はお手伝いをしたいと言い、ふじ子は買い物に行ってもらう。

お花のお稽古から帰った陽子が買い物に行こうとすると京子が済ませてしまったことを知る。なんとなく、面白くない陽子・・・結局夕食はふじ子と京子で用意した。

昔ってこのくらいの人数で食事するって結構普通でした。

夕食の席で、陽子が母親を手伝わずにいたことを責める次兄の清二。陽子と口喧嘩となってしまう。

 

陽子は京子が来たことでどこまで母の手伝いをしたらよいのかわからなかったのだ。

真木沙織

陽子は母から、清二は父から注意され、2階の京子と圭一の部屋で京子は陽子に謝ろうかしら・・と相談すると圭一は京子は長男である自分の嫁で母を手伝うのは当然、そんな京子に気持ちよく協力しなければならないのが陽子なんだから謝る必要なんてないという。

悩む京子

そこへ、圭一に熱帯魚をプレゼントした省三がずかずか部屋へ来て熱帯魚の世話(笑。

新婚の兄の部屋はいつも開けっ放しだし、弟、妹はやってくるし、そーいえば省三とリエは前回、兄の旅行先のホテルにまで電話してた。

プライバシーなんて言葉がなかった昭和40年代でした。

プライバシーがないw