日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

お嫁さん 第7シリーズ 第22話 慰安旅行

監督 番匠義昭  脚本 宮田達男 

出演 結城三枝 山内賢 三崎千恵子 三井弘次 小倉一郎 岡崎友紀 真木沙織

   宝生あやこ 島田正吾 吉田敬子(佳子) 頭師孝雄 宗方勝巳 

          曾我廼家一二三  宮浩之 小柳弥栄 中田昇

 

三井弘次と三崎千恵子

お嫁さん第7シリーズももうすぐ終了。この回は3月に放送されたんだろうと思われる。

 

名古屋の野上さんの両親に陽子と会いに行った今村夫妻。将来のお婿さんに名古屋を案内してもらい、東京へ帰ろうと思っていたが、陽子がせっかく名古屋まで来たのだから

どこか回ってきたら?と提案され、4人で向かったのは湯の山温泉

ところで、湯の山温泉というと「男はつらいよ」の第3作、「フーテンの寅」で寅さんが旅館の女将の新珠三千代に惚れてしまい、そのまま旅館の下働きとしていついてしまう。

そこへ何も知らない竜蔵、つね夫妻が寅さんのいる旅館に泊まりに来るという設定。

時期も封切が1970年1月で、このドラマも1970年3月ころの放送だ。

ということは三崎千恵子はロケで夫こそ違うが似たような時期に2度訪れている。

 

テーラー今村は開店30周年を迎えた。毎年開店を記念してタケさんも含めて座敷を借りて食事をし、演芸大会?なんかをして楽しんでいるが、湯の山温泉に来た今村夫妻はどうせなら30周年の記念で家族全員とタケさん夫妻を湯の山温泉に呼ぼうという。

 

今村家ではその知らせで翌日、遅れていく圭一を除いた全員が湯の山温泉へ!

全員集合!

清二たちは早速、ロープーウェイにのって山頂へ。ところがタケさんが高所恐怖症(笑。

このドラマ、番組中盤からなんだかんだタケさんが活躍しだすんだけど(笑。

 

このカットって寅さんでもみたような景色。

 

気を失いながらも頂上へ行ったタケさんだが、帰りはロープウェイには乗りたくないと言い出し、圭一にここから歩いて山を下るのかい?と言われてしまう。

 

ぐったりするタケさんに奥さんがまた目隠ししてロープウェイに乗せる・・・というところで終わる。

 

この回は監督がまた番匠義昭に戻った。湯の山温泉ロケに行きたかったからか?w