日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

緑はるかに  1955年 日活

監督 井上梅次 脚本 井上梅次

出演 浅丘ルリ子 北原三枝(特別出演)高田稔 フランキー堺 

 

www.nikkatsu.com

 

前から見たいと思っていた浅丘ルリ子のデヴュー映画・・・だが、冒頭 ちょっと過ぎたあたりで見るのを止めた映画(笑。

そもそも子供向けだそうです。

アマゾンプライムで無料視聴♪。見たい方は是非どうぞ。

なぜか日活のサイトにもあらすじが載っていないという不思議な映画(笑。

ネットだと冒頭と最後がミュージカル調となっている。

確かに。

ルリちゃんの父親は科学者で北海道へいったまま1年以上も音沙汰がなくてルリちゃんは父からもらった緑色のオルゴールを聞きながら夜空を見上げて父のことを思っているといろんな恰好をした子供たちがバレェ?みたいな振付ででてきてルリちゃんも彼らに挨拶・・・

 

14才のルリちゃんが見れますのでファンなら必見ですね。そしてここから数年も経たずしてルリちゃんは大スターになるわけです。

 

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filmwaorksより

 

無法一代 1957年」日活

監督 滝沢英輔 脚本 八柱利雄 原作 西河克己

出演 芦川いづみ 三橋達也 新珠三千代 宇野重吉 田中筆子 清水将夫

   佐野浅夫 宍戸錠 利根はる恵 相原巨典 浜村純 下元勉 松下達夫

   鏑木はるな 沢村国太郎 高野由美 伊藤寿章 永井竜太郎 

 

www.nikkatsu.com

金儲けの鬼と化した夫婦・・・という文句だが・・・

 

八柱利雄の脚本だったので期待がありまた明治後期の廓の物語だったけれど

なんだか続編?を予定して作った?ような映画。もちろん続編はない。

 

明治後期、若狭から全財産をもって伏見へやってきた三橋達也新珠三千代

三橋は貧乏人はいつも虐げられて損してばかりいるのだと遊郭を経営することで金持ちになろうとする男。新珠三千代は飯盛り女だったがやはり三橋の考えについて行く。

伏見の遊郭の入り口で小料理屋をしている新珠の叔父、宇野重吉の元へ身を寄せて貸家の札のでていた遊郭の一軒を借りる。宇野重吉は夫婦を客観的にみる役割。

 

家の次は女だと下賤の殿山泰司を訪ね、利根はる恵と田舎から売られてきたばかりの芦川いづみを買う。

利根はる恵は地元のヤクザもの、宍戸錠の女で下賤と一緒になって売った遊郭から足抜けさせる詐欺をするのだ。

いづみちゃんはどこかの店の若旦那と馴染みになる。優しい若旦那にいづみちゃんは惹かれていくのだ。

 

利根はる恵の逃亡が発覚し、ヤクザの仕業だとわかった三橋はその親分の家、清水将夫に直談判をするが清水将夫にケンもホロロに追い返される。

街では救世軍も活発に行動し、ある日、救世軍からビラをもらったいづみちゃんは馴染みの若旦那に「警察に行けば女郎を辞められるのは本当か?」と尋ねる。

いづみちゃんの健気さがなんとも哀れてかわいい・・・。

いづみちゃんの女郎姿は一見の価値あり。

 

女郎屋のおやじは救世軍をなんとか排除してもらおうとヤクザに頼もうとするところへ三橋が意義を唱え、清水将夫の兄弟の女郎屋の顔役、芦田伸介の怒りを買う。

この時、兄弟というが本当の兄弟なのか、それともヤクザ組織の兄弟分なのか不明なのが最近、ヤクザゲーム?の龍が如くとか懲役太郎さんの動画をみている私としては疑問に感じた(笑。

 

その後、三橋の廓、貫銀楼にそのヤクザが大挙して暴れるが三橋は追っ払う。

 

一方、女郎にビラを渡したといって捕まった救世軍の男は廓の人間から暴行を受けるが

警察が介入すると三橋が自分ひとりが暴力を振るったと警察に連行される。実際、三橋はその場にいなかったのだが、ここで罪を被ることで義理をうり、今後、廓の中枢にいけると確信したからだ。

 

投獄されている間に妻の新珠三千代はヤクザ親分の清水将夫に250円の借金をして若狭へ娘を買いに行く。借金の利息は月 一割、期限は半年、もし滞ったら新珠の美貌に惹かれている親分と夜を共にするという条件だ。

新珠はここで鬼になるという覚悟で金を借り、5人の娘を買ってくる。

三橋が釈放された夜、新珠が買った娘のひとりの弟が若狭からやってきて姉を返せと抗議する。新珠は一人ぐらい帰してやったって言いというが三橋は暴力でその弟を追っ払うのだ。

 

三橋はさらに大店を買う・・・がなぜか映像は店の入り口や女郎が座る座敷のつくりは前の小さい店のまま。だけれど奥へ続く渡り廊下がでてくるので大きい家ということだろうが、ここちょっと気を付けてもらいたい。

 

いづみちゃんはこのところ具合が悪い。朋輩が面倒をみるとどうも妊娠しているらしい。朋輩に頼んで馴染みの若旦那へ手紙をだしてもらい、若旦那を町はずれのお寺へ呼び出すといづみちゃんはあなたの子供ができたと言う。若旦那は自分の子供だとは限らないじゃないか、こんな手紙はもう出すなと冷たく言われ、入水自殺!

 

いづみちゃんの初七日の日、新珠三千代は今日は店にでなくて良いと女郎に言うが三橋達也の怒りを買い殴られる。新珠はお腹の子がどうなっても良いのか?と三橋に言って彼は子供ができたのだ、絶対男だ!というのだ。

(その後新珠が出て行ったがいづみちゃんの死んだ場所へお線香をあげにいくために船にのっているところを三橋がみつけ)

そこで終わる。。。

 

鬼になるという割には新珠は自責の念にかられるし、三橋のお金に対する執着もあまりうまく描かれていない。宇野重吉の登場でふたりを客観的にみているが何のためにいるのかイマイチ。

ただし出演者に手抜きはない。

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日活より

 

 

隅田川に架かる橋を歩く その11 (最終回)

12月にデコちゃん、五所平之助監督の「朝の波紋」がDVDで発売されます!が、私は買いません(笑。それより「女性操縦法 グッドバイより」は見たことがないのでそちらに興味ありますが、衛星劇場で放映してくれないでしょうかね。それと香川京子の「女の暦」というのもみたいです。どちらも12月3日発売とあります。

 

さて最後に気づいた最後の「中央大橋」。有楽町線の月島から徒歩15分。

途中墨田川にでる途中の公園を抜けると住吉小橋というところから隅田川沿いに降りる。

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住吉水門

櫓?の下には公衆便所あり。

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左手が佃大橋

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佃大橋

右が中央大橋・中央が亀島川にかかる水門だけれどグーグルマップにはない。建設中??

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丁度中央大橋の間から具合よくスカイツリーがみえる。

 

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中央大橋

船から撮った中央大橋はあるけれど橋を渡ったのは初めて。

 

本当は中央区側へ渡って霊岸島水位観測所というところを見学したかったのだが水門?の工事で川べりの道が封鎖されていた。なので南高橋へは川沿いに行けなかった。

 

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亀島橋に架かる南高橋

グーグルマップには存在しない水門

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右側は高橋

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南高橋からみた高橋方面

新富町方面へ歩く途中の鉄砲洲神社

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鉄砲洲神社

鬼平犯科帳でよくきく鉄砲洲ってこの辺なんですね・・・。江戸って昔は随分ちいさかった・・・

さすが都会なのでビルだらけ。でもたまに頑張ってる家発見する。

ここはヘアーサロンとあるがまだ営業しているのだろうか?今日は火曜日だからお休み?のようなもうやってないような・・・

 

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どっこ生きている系な建物

伊勢金商店

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一軒ビルにみえるように屋根を隠すこの建て方は昭和30年代だ

新富町から帰宅。

やはり暑くなくなると歩くのも辛くないです(笑。

これで隅田川にかかる橋18+水門2全て渡りました。

この中で一番新しいのは築地大橋、次が中央大橋で平成5年とあります。

確か90年代前半、一眼レフカメラをもってウロウロした時に佃にいったんですよね。まだ佃島もそんなに高層マンションの数もなく、たしかまだ整備されてない(しかし入れた)川岸から遊覧船に手を振った記憶があります。あれは大川端リバーシティ系マンションがまだそれほど建っていなくて今の佃公園一帯のどこか・・・だった記憶があります。

覚えているのはあと住宅街の奥にある住吉神社に大きな石(鰹塚?という名前?)の上に大きな猫がいた・・・

当時はまだこんなに街歩きが流行ってなかった記憶があります。

 

墨田川で一番なのはやっぱり清州橋!が感想です。

 

墨田川に架かる橋を歩く  その10 

最後の青水門。再び岩渕へ行く。

 

今日は土手を歩くのには丁度いい気温と天気だった。

前々回、あまりにも暑すぎて歩く気が失せた岩渕水門。南北線赤羽岩淵下車。

川を目指してなんとなく歩く。道すがらお寺が結構あってさらに豪邸もある。蔵が残っていたりで赤羽のイメージからすると想像できなかった(笑。

 

前回渡らなかった岩渕橋から。

 

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岩渕橋

新荒川大橋がやたらと長いのは新河岸川と荒川、そしてその間にある土手を超えているからだと初めて(笑 気づく。車でしか渡ったことはないし。

 

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新荒川大橋

警視庁物語の「顔のない女」で新荒川大橋としてでてきた鉄のアーチはやはり列車の鉄橋で、元々この橋はアーチ橋ではないというのがわかった。煩わしいショットだ。

 

渡ったのが岩渕橋だったので青水門へは結構歩いた。

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旧岩渕水門と岩渕水門

近づいたのは初めてで赤水門より3倍は大きいド迫力。ちょうど塗り替え?工事かなんかの真っ盛りだった。

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岩渕水門

なので橋(とは言わないが)が覆われていてちょっと残念。

 

渡り切ったところ。手前の墨田川に奥が新河岸川が合流しここで一本の墨田川になる

 

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ここから下流・・奥の新河岸川が合流し手前の隅田川と一緒になる

これから下流は右へカーブして橋は見えない。(次は新神谷橋)ずいぶん離れている。

東京スカイツリーの左に白い橋がみえるが首都高の五色桜大橋というやつらしい。

 

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青水門からみた墨田川下流

散歩の人、ランニングの人、自転車の人、結構人がいました。やっぱり今日は気候は最高です。

 

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青水門

ところどころに水門の歴史なんかの看板もあり近ければ楽しい散歩コースです。

水門を後にするとき、私はここにまた来ることがあるのだろうか・・・と思ったらなんだか物悲しくなった(笑。若い時は考えたこともなかったけれど、一度行ってそれで行かないなんてとこ、観光地に限らずとても多い。例えば学生時代の友人の住む町、住んでいた家のあたり・・・なにか用事でもない限り行くことはないのだ。その時には何も思わないのだが。

 

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左が普段の流れ、右が台風の後の航空写真

私が知らなかった隅田川に架かる橋

築地大橋、隅田川リバーウォーク(という名の橋?)豊島橋、新豊島橋、新田橋

神大橋、千住汐入大橋 墨田川大橋(首都高に覆われている)

意外と行きやすかった橋

千住大橋、千住汐入大橋

遠いと思った橋(行きにくい)

神大橋、白髭橋、言問橋、新田橋、小台橋、尾竹橋 尾久橋

 

言問橋から下流は橋がたくさん架かっていて隣の橋まで歩くのは川沿いの両岸が整備されているほうが多いが、白髭橋から上流は整備されていたりしてなかったり、片側だけだったりでやはり地域差があるんですね。

 

・・・・

ところで・・・隅田川にかかる橋のマップをよくよく見てみたら

中央大橋という名前の橋が・・・あった((;'∀')

これ↓

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中央大橋

永代橋と佃大橋の間にかかる橋で隅田川に架かっているというのだ(笑。

たくさん目にしてたがなんで忘れちゃったのだろう。この橋の写真はやたらと持っている。ずいぶん前に川下りの船に乗った時のやつとか・・聖路加病院とこの橋のショットはバブリーです。

ほんとうはこれが最終回になるはずだったのに。

龍が如く SEGA

vチューバ―の懲役太郎さんが解説するSEGAのゲーム「龍が如く」にハマってしまう(笑。

 

2005年から始まった?らしいこのゲーム、ヤクザものなんだけどとにかく内容がおもしろい。

私は懲役太郎さんと俺太郎さんのユーチューブ動画でたまたま見はじめた。懲役太郎さんが物語の進行中の出来事の間違いを指摘したり(ヤクザの挨拶とか組事務所の模様とか)するのだがあまりにリアルな登場人物の描写にビックリしさらに物語の内容に引き込まれ、懲役太郎さんの解説中はセリフがわからなくなるので逆に解説が邪魔だと思いはじめる(笑。

本物の役者さんが声優でしかもその俳優さんにそっくりな画。細部までこだわった街。

アニメ(なんというのかわからない)とは思えないし、ゲームって凄いんだねぇ。

 

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懲役太郎チャンネルより

 

 

 

スマホを落としただけなのに  2018年 東宝

監督 中田秀夫 脚本 大石哲也 原作 志篤晃

出演 北川景子 田中圭 千葉雄大 要潤 成田凌 高橋メアリージュン

   バカリズム 原田泰造

 

www.toho.co.jp

 

上映時期にテレビで予告をみて知っていた映画。アマゾンプライムで無料視聴。

最近、古い邦画を見つくした感があり、これは興味があったのでみてみた。

 

現代日本映画の悪いところはテレビでブレークした俳優を映画でつかうところ。

だから多少セットが豪華でも○○サスペンス劇場と変わらないと思ってしまう=お金払って劇場へ足を運ぶことはない、デートなら別だが(笑、と思っちゃうんだよね。

 

スマホを落としただけなのに」という題名から北川景子スマホを落としたのかと思ったら落としたのは恋人役の田中圭。そこから北川景子が災難にあう。

 

なんか米国ミステリーサスペンス映画からヒントを得たとしか思えない展開で引く。

特に犯人の最後の行動、暴れ方。

 

そして過去にトラウマを抱えるネットに詳しい刑事役があのURの宣伝にでている子供顔の千葉雄大って人。

みな演技はうまかったけれどやっぱりアメリカ映画にはかなわないなぁ。

そしてテレビでみるおなじみの俳優さんたち。

 

ところで高橋メアリージュンという女優さんはシュミテクト(だったか?)の宣伝にでているけれど鈴木紗理奈と区別がつかない私の認知機能は低下しているのか。

 

今どきの日本映画でぴったりくるのは今でもヤクザもの、チンピラものだと思う。

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スマホを落としただけなのに

 

 

暖流 1939年 松竹

監督 吉村公三郎 脚本 池田忠雄 原作 岸田国士

出演 高峰三枝子 水戸光子 佐分利信 徳大寺伸 葛城文子 斎藤文雄

   森川まさみ

   

www.shochiku.co.jp

 

これが本家1939年の暖流(笑。1957年の暖流とは違い、清く、正しく、美しい。

 

病院長の娘(後妻の娘?)高峰三枝子は同級生の水戸光子と偶然父の経営する病院で会う。水戸光子は今は看護婦をしているという。

高峰の父は長らく病床で病院内では経営がうまくいっておらず、息子の斎藤達雄は頼りない。自分の命が残り少ないと感じた父親は病院の立て直しに佐分利信を家に呼ぶ。

 

高峰三枝子は病院の医師、徳大寺伸と結婚の約束をしているが、徳大寺は裏で看護婦を捨てていたりして結婚は高峰がきっぱり断る。その夜、佐分利信から求婚される高峰。

 

ある日水戸光子を見かけた高峰は声をかける。なにやら旅支度の水戸を喫茶店に誘い、事情をきくと彼女は佐分利のために病院のスパイをしていたが佐分利を好きになってしまった。だが、佐分利はどうも冷たく、病院にも居づらいので辞めて神田の看護婦紹介所?へ行くという。そのことを聞いた高峰は家に訪ねてきた佐分利に「私とあなたは行く道が違います」と佐分利の求婚を断り、そして水戸光子と話すように言うのだ。

 

高峰からふられた佐分利は家の近所で水戸光子に会う。水戸光子の自分への思いを訊いた佐分利は水戸光子を妻にしようと決めるのだ(早っ)。

 

病院のことも落ち着いて高峰三枝子親子の経済的な問題も明かりが見えた。佐分利は高峰のいる別荘を訪ね翌朝、ふたりは海岸へ。

 

そこで高峰は実は佐分利が好きだったと告白するのだがお互い宿命があったのだと言い海岸を駆けだす・・・終わり。

まだ太平洋戦争前の映画で御茶ノ水ニコライ堂?が映る。なにせ映像が酷い。

1957年版ではかなり病院内の人間関係、ドロドロが描かれていたがこの映画ではほぼ恋愛中心でドラ息子も殆どでてこず、佐分利との話の中で出てくる程度。

看護婦のぎんがもっと強烈にアタックするが水戸光子はいたって控えめ。時代を感じる。

また最後は高峰は海岸を駆けだすだけだが野添ひとみは外国へ行くという。

 

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