日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

男たちの旅路 第一部 第一話 非常階段 1976年 NHK

土曜ドラマ 山田太一シリーズ の第一話。

前に 第3部、第一話のシルバーシートを見ていたく感動した記憶があります。

老人が都電を占拠するという話。当時はどうして桃井かおりと水谷豊が警備員(羽田空港?かなんか)なのかよくわからなかったけれど、第一部の第一話なんで彼らが警備員になった経緯(桃井かおり)などかわかる。

警備員じゃなくて警備士?って言ってたけれど、今と違って派遣などではなく正社員として雇っているし、給料も他より良いというセリフがある。

 

警備会社の司令補の吉岡(鶴田浩二)の部下として新入りの柴田竜夫(森田健作)と杉本陽平(水谷豊)が配属される。吉岡は特攻隊の生き残りで若者が大嫌いという中年だ。

このところ警備しているビルでは飛び降り自殺が相次ぎ、自殺の名所としてマスコミに紹介されうようになる。

吉岡以下柴田と杉本がそのビルの警備にあたる。ある晩、杉本がビル内で女を目撃する・・・。どうも自殺しにやってきたようだ。

 

必死で探すと彼女は屋上のゴンドラに腰かけている。近づくと飛び降りる!と言われみな躊躇してしまうが吉岡は必至に説得する。ところが・・・・

 

すんでのところで吉岡に助けられた女を吉岡は甘ったれるなとぶん殴る!って・・

今なら絶対許されないでしょう~~(笑。

 

元千葉県知事の森田健作は当時は若者の代表?みたいな人だった。

 

 

アマゾンより