日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

入江たか子

今宵妻となりぬ 1947年 大映

監督 田中重雄 脚本 館岡謙之助 出演 高峰三枝子 入江たか子 宇佐美淳也 岡村文子 潮万太郎 葉山惠子 浦辺粂子 吉井莞象 伊東光一 千明明子 入江たか子・高峰三枝子 高峰三枝子や潮万太郎、宇佐美淳也が結婚適齢期だからいかに古いか(と言っても戦後2年で公…

女人哀愁 1937年 P.C.L

監督 成瀬巳喜男 脚本 成瀬巳喜男 田中千禾夫 出演 入江たか子 佐伯秀男 北沢彪 堤眞佐子 清川玉枝 御橋公 澤蘭子 大川平八郎 水上玲子 伊東薫 神田千鶴子 佐伯秀男・入江たか子 女人哀愁の記事は2回目です。このあたりの入江たか子は超売れっ子で一番輝いて…

壮士劇場   1947年 大映

監督 稲垣浩 脚本 八尋不二夫 出演 阪東妻三郎 入江たか子 日高澄子 山本礼三郎 明治中期、阪東妻三郎は自由民権運動のために各地を回る座長となり町々の人々に自由や平等意識を持ってもらおうと奔走する。 彼は武士の息子だが、社会の役に立ちたいと郵便配…

怪猫 逢魔ヶ辻   1954年 大映

監督 加戸敏 脚本 木下藤吉 出演 入江たか子 坂東好太郎 勝新太郎 村田知栄子 阿井美千子 霧立のぼる 橘公子 白塗りの優男だった勝新太郎が見れます(笑。 女歌舞伎の頭、入江たか子の興行は好評だが、舞台の花道に穴がありそこで足を痛めてしまったり、舞台…

怪猫佐賀屋敷   1953年 大映

監督 荒井良平 脚本 木下藤吉 出演 入江たか子 浪花千栄子 毛利菊枝 坂東好太郎 入江たか子が初めて化け猫映画に主演したのがこの作品で「有馬御殿」はその後の作品だった・・・。 また入江たか子が苛め抜かれて化け猫になるのかと思ったが、有馬御殿のよう…

怪猫有馬御殿  1953年 大映

監督 荒井良平 脚本 木下藤吉 出演 入江たか子 坂東耕太郎 阿井三千子 橘公子 入江たか子が化け猫映画にでたのは有名だが、観たことがなかった。前々から観たかった(笑。この映画では入江たか子と橘公子しか知らない。 八百屋の娘だった入江が、殿様に見初…

女人哀愁  1937年 東宝

監督 成瀬巳喜男 脚本 成瀬巳喜男 田中千禾夫 出演 入江たか子 佐伯秀男 北沢彪 堤眞佐子 大川平八郎 清川玉枝 御橋公 森川まさみ 銀座の書店に勤める入江たか子は従兄の佐伯秀男と仲が良い。入江は先日見合いした北沢彪と結婚するつもりだ。ちょっと軽薄だ…

禍福 前・後編 1937年 東宝

監督 成瀬巳喜男 脚本 岩崎文隆 原作 菊池寛 出演 入江たか子 高田稔 竹久千恵子 逢染夢子 大川平八郎 丸山定夫 英百合子 御橋公 伊藤智子 清川虹子 清川玉枝 北林谷栄 入江・高田ユニットとある。このコンビはしばらくドル箱だったに違いない(笑。 王道メ…

良人の貞操  1937年 P・C・L

監督 山本嘉次郎 脚本 木村千依男 山本嘉次郎 原作 吉屋信子 出演 入江たか子 千葉早智子 高田稔 堤眞佐子 丸山定夫 高峰秀子 清川虹子 御橋公 入江・高田コンビ。いまでいう不倫の話だが、、、千葉早智子が優しすぎる(笑。 研究所勤めの高田稔が朝、妻 千…

滝の白糸  1933年 新興キネマ

監督 溝口健二 脚本 東坊城恭長 原作 泉鏡花 出演 入江たか子 岡田時彦 菅井一郎 浦辺粂子 見昭凡太郎 村田寿宏 滝鈴子 昨日の溝口健二で、入江たか子の無声映画を思い出した。昔みたことがあったが筋はは忘れてしまっていた。セリフが講談師(女性)?によ…

母は死なず  1942年 東宝

監督 成瀬巳喜男 脚本 猪俣勝人 原作 河内仙助 出演 菅井一郎 入江たか子 藤原釜足 沢村貞子 轟夕起子 清水将夫 加藤照子 斎藤英雄 北沢彪 矢口陽子 菅井一郎が勤める証券会社が清算され、職を失った。息子はまだ11歳だ。 近所の藤原釜足は過去、菅井に勧め…