日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

かあちゃん結婚しろよ  1962年 松竹

監督 五所平之助 脚本 五所平之助 堀江英雄 原作 壇一雄

出演 新珠三千代 謝春国 田村高廣 津川雅彦 倍賞千恵子 ハナ肇 伴淳三郎

   日高澄子 青柳真美 中山千夏

 

日本映画専門チャンネルより

五所平之助だから期待したけれど、なんだか先が読める普通の話(笑。

いかにも松竹がつくりそうな母の再婚、息子の本当の父の話が混ざった物語。

 

新潟の漁師町に住むみつよ(新珠三千代)はのんき屋という飲み屋兼食堂を営んでおり、中学生になる息子、一郎(謝春国)と二人で暮らしている。一郎の父の佐久間(伴淳三郎)は10年前に妻子を残していなくなっており、みつよは一郎には父親は船乗りで亡くなったといっている。一郎も海が好きで将来は父のような船乗りになりたいと思っている。

漁師の大坪(田村高廣)は何かとみつよ親子の面倒をみて、みつよも将来は大坪と一緒になりたいと思っているが、息子にどう話せばよいか思案している・・・。

 

そんなある日、一郎の父親の佐久間が突然店に来て上がり込む。やっぱりお前が好きだという佐久間だがみつよは迷惑だ。数日すると佐久間はみつよのいる店を買いたいという人物を勝手にみつけてきて権利書をだせ、その金で東京でもう一度やり直そうなどと言うが一郎の担任の下瀬(津川雅彦)が仲にはいり、いくばくかの金を渡して佐久間は東京へ帰っていく。実の父がまだ生きていて東京にいることを知った一郎。彼は父が金に困っていることを知って心を痛ませる。そして大坪からもらった船を売ってその金と佐久間が忘れていった荷物をもって東京へ向かう。

お化け煙突が見える地域で佐久間はチンドン屋をしていた。父に声をかけるとたいそう喜び、家へ連れていく。そこには父ののち添えとなった女(日高澄子)とその間にできた腹違いの妹の鶴子(青柳真美)がいた。

 

仲良くなった妹と浅草で遊び、そのまま新潟へ行きたいという鶴子を連れて一郎は帰るが・・・

 

一方、大型船に乗って金を作ろうと北海道へ行った大坪が遭難したという電報が届き・・・

 

ま、いろいろ起こるんだけど、とにかく一郎という男の子の出来がよく、反抗らしい反抗もない。最後は大坪が無事に帰ってきて、一郎は「かあちゃん結婚しろよ」と言うのだった。

 

一番の見どころはお化け煙突が見えるロケ地。

昭和38年に取り壊されたのでぎりぎりロケに間に合ったのか?それとも合成なのか??

散歩の達人より

ちょうど4本見える場所が映画でも映るが、一郎が東京で警察官に訊いているのは(父の住所)どうみても浅草の吾妻橋で、そこから千住方面まで歩くのって遠くないか?

ま、これは映画だからね(笑。

伴淳三郎が準主役のようだ。彼の名をキャストで見た時、え?と思ったけれど、こういう役ならピッタリだった。コメディだと見たくなくなる((;'∀')

オークファンより

 

星はなんでも知っている 1958年 日活

監督 吉村廉 脚本 小川英

出演 平尾昌晃 岡田真澄 丘野美子 葵真木子 初井言栄 小沢一郎 伊藤寿章

   山本文郎 田端義夫 

www.nikkatsu.com

 

日活より

 

平尾昌晃が亡くなって数年経つと思うがまだ相続問題の決着がついていないようだ。

 

天才少女作家のしおり(丘野美子)はマネージャーの戦略で私生活を明かさない。そこがますます彼女の人気に拍車をかけているが、しおりはひとりタクシーに乗って新宿へ・・・ところがお金を持っていなくて運転手に後で送るといっても取り合ってもらえず、警察へ?突き出されようとされているところへスクープ記者の五郎(岡田真澄)が通りがかり、代わりにお金を払ってやる。彼女はお忍びだったが、五郎は彼女が売れっ子作家のしおりだと気づき、ある日江の島海岸へ誘う。

そこで同僚のカメラマンと示し合わせ、彼女に水着を着させて海岸で遊ぶ五郎・・・

 

ところが彼女の心惹かれた五郎は、フィルムを没にする・・・

日活より

 

この丘野美子という女優さん、角度によっては野添ひとみを彷彿とさせる。あえて言えば日活の野添ひとみか(笑。

新宿のチンピラで赤木圭一郎がでている。

 

好人物の夫婦  1956年 東宝

監督 千葉泰樹 脚本 八柱利雄 原作 志賀直哉

出演 池辺良 津島恵子 青山京子 東郷晴子 有島一郎 中北千枝子 滝花久子

   佐原健二(石原忠)

 

ヤフオクより

 

なんと「鬼火」に次ぐ東宝ダイヤモンド・シリーズの第2作だという。ダイヤモンド・シリーズというのは一流作家の代表作を映画化する東宝の文芸作品とのこと。

先日の大映作品とは違って、意味深な物語だった。登場人物も少ない。ただ「鬼火」のほうが断然面白いと思う。そして「下町」(山田五十鈴三船敏郎)をもう一度見たい!!

 

葉山に住む日本画家の池島(池部良)は妻のとし子(津島恵子)と女中の滝(青山京子)と静かに暮らしている。ある日、とし子の祖母の具合が悪いと知らせが届き、とし子は大阪へ。池島は過去、女性と浮気をしたことがあり、とし子はそれが気がかりだが、家を2か月ほど空けることになった。

津島恵子池部良

女中の滝と二人暮らしとなった池島。滝を見るとなんとも言えない感情がわくが、それでも池島は普通に暮らしている。隣家の主人(有島一郎)は妻(東郷晴子)からいつも浮気を疑われ、そして実際浮気をしているが本当のことを言ってはいけないなどと池島と碁を打ちながら話をしたりする。

 

東郷晴子・青山京子

 

隣家の奥さんは池島と滝のことが気になって仕方がない。ある日、滝にかき氷を奢って池島家の内情を聞こうとするが、それを察した滝は店を後にする。しかし滝は道端で気分が悪くなり、そこを隣家の奥さんに目撃される。滝は妊娠したに違いない、その相手は池島だと思った奥さんは、大阪から帰ってきたとし子とバス亭で会い、早速そのことを伝える・・・・。

 

池島は無実なんだけど、なんと滝の相手は若き日の佐原健二だった。当時は石原忠と名乗っている。

 

佐原健二(石原忠)

青山京子ってマイトガイの奥さんだ♪

青山京子

 

新婚日記 嬉しい朝  1956年 大映

監督 田中重雄 脚本 笠原良三 高橋二三 

出演 若尾文子 品川隆二 藤間紫 見明凡太郎 市川和子 東野英二郎 潮万太郎

   星ひかる 倉田マユミ

 

若尾文子・品川隆二・(後ろ姿)潮万太郎

 

45分ほどの地味に面白くなかった(笑、物語。これは続編らしく、新婚日記 恥ずかしい夢 という映画の後につくられたもの。

 

お妾さん(藤間紫)の家の2階に間借りした新婚夫婦(若尾文子・品川隆二)。

夫は妻に内緒で休日や夜間に工夫としてアルバイトをし、妻は臨時で雇われた栄養士の仕事がなくなり、夫にはまた栄養士として働くといって炊事場で洗い物をする仕事につく。お互い、なんとか収入をあげて困らない生活をしようと必死なのだ。

夫は妻にアルバイトのことは言っていないのである日の夫婦喧嘩で出ていった夫を疑う妻・・・。ところが偶然夫が夜間に工夫として働いているところを見た妻は自分も炊事婦として働くことにしたが夫には皿洗いをしていることは言えない。

そこへ九州から夫の父(東野英治郎)が上京。日曜なのに家で洗濯しているのは息子であったことに腹を立て、妻が働いているという学校へ行くとなんと皿洗いをしている。

 

もうちょっとひねりがある物語のほうが面白いのにと思った(笑。

 

藤間紫若尾文子

市川和子・若尾文子

 

 

 

泥だらけのいのち 1963年 日活

監督 堀池清 脚本 馬場当

出演 山内賢 葉山良二 久保菜穂子 和泉雅子 天坊準 大塚周夫 信欣三

   山田禅二 市村博

 

アマゾンより

見ていくほどに疑問ばかりになる映画(笑。

 

沼津で白タクで稼いでいる次郎(山内賢)はそのシマのチンピラに白タク行為がみつかり車を壊されてしまう。普通なら怖くて何も言えないのだろうが、次郎は違った。

なんとそのチンピラが所属するヤクザの組へ行って、修理代を出せ!というのだ。

その塚田組の兄貴分で今は精神病院に入院している親分(信欣三)に代わって組を取り仕切る花田(葉山良二)はそんな無鉄砲な次郎に興味をもち、組に誘うが次郎はヤクザなんて興味もないとその誘いを断る。次郎には恋人で美容院に住み込みで働くみどり(和泉雅子)がいる。彼女はお金を貯めて次郎と将来を共にしようと働いているが、次郎のために壊れた車の修理にそのお金を使い、次郎をびっくりさせる。

 

花田は次郎のキップに惚れて、自分が修理代を払うというが衰退している組なのでお金はすぐに用意できないという。その道すがら花田は数人相手にひとり立ち向かい、古川の振りかざした短刀で古川に傷を負わせ、それが原因で懲役4年の刑で刑務所へ。

 

元々花田はパン屋の息子だったが、塚田組の組長の娘、光枝(久保菜穂子)に惚れてヤクザになった男だ。実は次郎も光枝のことが気になっていた。

花田がいなくなった組は森原組に勢力を奪われていき、塚田組組長が死ぬと残っていた組の者も森原組へ行ってしまう。そんなことを見ていられない次郎は光枝を助けようとするが、そんな次郎を寂しく見守るみどりがいる・・・。

 

光枝のお腹には花田の子が宿っており、その後光枝は男の子を産んだ。

組も壊滅し、光枝はバーに働きにでるがその間預けていた家で赤ちゃんが熱をだしたまま医者にも連れていかないことを知った次郎はこれから自分が赤ちゃんを預かるといって白タクの助手席に赤ちゃんを乗せて稼ぐのだ。(え???

っていうか10代くらいの若者がいくら光枝が好きだからって、赤ちゃん育てんの?(笑。そもそも次郎が白タクの運転手なんだけどその車ってどうやって手に入れたの?

 

一方、古川はひとりになった光枝を狙って家へ押しかけ、赤ちゃんを取り上げて手下に預けてそれと引き換えに光枝をなんとかしようと襲っているところへ次郎が現れて

古川と乱闘。近くに会った亡き組長の杖で古川を殴ると古川は死んでしまった・・・。

警察へ行くことを拒んだ次郎はその足で赤ちゃんを取り戻し、そのまま東京へ・・・

え?赤ちゃんも???

 

それから4年・・・東京タワーにいる父と幼子。それが次郎と4歳になった太郎だった。

光枝はあれから花田の実家で花田の母と同居していた。

ここでやたらと「ウチキパン」がでてくるんだけど、沼津あたりにもあったのか?とネットで調べるがやっぱり「ウチキパン」は横浜にしかなくてあれ、なんの宣伝なんだろう。ウチキパンが多少のお金をあの映画に出したのだろうか・・・。

 

花田の懲役ももう終わる。出所の二日前に次郎が現れた。太郎からパパと呼ばれる次郎・・・そして太郎に光枝がママだからママと呼べという次郎・・・。

東京では浅草?あたりの組にやっかいになっていた次郎だ(なんで東京のヤクザをしっているのだ?次郎!!笑)

 

そしてひとり姿を消す次郎だった。

 

なんかね、最初のうちは良かったんだけどね。それに映画.COMでのあらすじも違って

次郎がヤクザになる(それも入れ墨も彫る)。だが映画ではヤクザにはなってない。

監督が話を変えたのか?疑問だらけの物語になっていました。

肝心の葉山良二は刑務所に入ると出番もなく残念。

和泉雅子も途中で田舎へ帰ってしまう。

 

アマゾンより

 

 

夢みる人々 1953年 松竹

監督 中村登 脚本 野田高梧 中村登 原作 吉屋信子

出演 高峰三枝子 若原雅夫 桂木洋子 柳永二郎 沢村貞子 紙京子 若杉英二

   細川俊夫 

 

衛星劇場より

年末に録画したNHKの未解決事件・・・帝銀事件松本清張が追ったものをドラマにしたものとそれを検証したものを放映・・・。なんかね、暗くなるのよ(笑。

アマゾンプライムビデオで帝銀事件死刑囚っていうのがアップされていて(多分今でも)見ようかとも思ったが、お正月早々くらーい気分になるのもなんだよね・・・で

この「夢みる人々」を鑑賞。

 

なんだか爽やか~~~な気分になってやっぱりこれにして正解だと思った(;^_^A

 

伴真也(若原雅夫)は裁判にかけられ南方であやうく死刑判決を受けるかもしれなかった荒川丈太郎(多々良純)の裁判の証人になったことで荒川からは先生と感謝され、共に戦後5年経って共に日本へ帰ることができた。伴は麹町に住んでいたがすでに両親は亡く、伴の遺産は腹違いの姉夫婦が管理しており、伴はその資金でなにかやろうと思っている。途中の熱海にいる亡き父の知人の柴田(柳永二郎)宅へ寄ると、幼馴染で空襲でやはり両親を亡くした柴田の孫娘の澄子(桂木洋子)も一緒に住んでいた。澄子には兄がいたが祖父の柴田とは仲たがいし、今は行方知れず・・・。

 

伴にはお互い将来を誓い合った百合子(高峰三枝子)がいたが、彼女の家も没落し、母も亡くなり、彼女は戦後の成金の家へ嫁に行ったという・・・。それを聞いてショックをうける伴だが心機一転やり直そうと東京の姉の家へ行く。

ところが姉の夫が管理していたはずの伴の財産は全て借金のかたに取られていた。

その相手が百合子が嫁に行った浜口という家だった・・・。

 

東京では宿無しの伴が荒川の家へ行くと、彼は伴を歓待し部屋を提供する。

荒川は製材所を経営していたが妻が元芸者で、職のない伴を知り合いで今は鎌倉に囲われている女性の旦那である建設会社の社長を紹介してもらい、そこで働くことになった。

百合子は伴の帰国を知って彼を訪ねるが、伴は百合子にきっぱりもう会わないという。

 

最初のうちは、高峰三枝子の夫の細川俊夫もあまり良い夫ではなく、結局すったもんだの末に高峰三枝子と一緒になりめでたしなのかと思っていたら、そんな結末ではなく、

さらに若原雅夫を慕っている桂木洋子とも一緒にならず、

でも各自めでたし、めでたしな結末。

 

この終わり方、さすがに野田高梧か!!!(と思ったが、原作がそうかもしれない)

 

帝銀事件で暗くなった気分が爽やかになった映画でした(笑。

 

オークファンより

 

憎いもの  1957年 東宝

監督 丸山誠治 脚本 橋本忍 原作 石坂洋二郎

出演 藤原釜足 安西郷子 東野英治郎 加賀夏子 小泉博 中田康子 千石規子

 

藤原釜足と安西郷子

 

青森で雑貨店をしている村井彦一(藤原釜足)は少しでも利益をだそうと東京で就職した娘、由子(安西郷子)からの仕送りを貯めた金をもって東京で仕入れをしようと地元の同業者でよく東京へ行くという木山(東野英治郎)と夜汽車で東京へ向かう。

 

由子は父が滞在中、会社から休みをもらって仕入れを手伝う。田舎から来た父が騙されないようにアドバイスする孝行娘だ。

無事に仕入れも済んで、村井は弘前の半値で仕入れられたと大満足。由子もちゃんとやっているようで安心する。村井は地元で学校の先生をしている倉田(小泉博)とゆくゆくは由子が結婚してくれることを願っているが、由子が結婚したら仕送りもなくなることが悩みの種だ。

 

数日滞在し、その日の夜行で帰りの切符も買った村井に木山から夜行に乗る前に案内したい場所があるからと誘われる。木山は東京へ行くたびに遊んでくるらしく、東京行きの車中でも盛んに村田を誘ったのだ。娘からの大事なお金を無駄に使いたくないと断っていた村井だが、強引にある旅館へ連れていかれる。そこは今でいうホテトルだ。

 

木山はそこでは顔なじみらしく、いつもの娘を呼べと部屋へ行ってしまう。ところがいつも呼ぶ女性の都合がつかず、別の娘になった・・・。

 

村井はひとりぽつんと座っていると女が現れたが、なにもしないので彼女は怒って出ていってしまう。気をきかせた女将が別の女性(中田康子)を部屋へよこす。なんとなく彼女の口から東北からでてきたことをきき、どこだと聞くと秋田だという。村井は青森なのでそこで顔がほころぶが話しか村井がしないのでもう帰ってもいい?と言って村井を残して部屋からでていってしまう。

汽車の時間もせまり、村井は木山を呼びに行くと木山はコトを済ませたようだ。ふと見ると暗がりの女がいる・・・なんと村井の娘の由子だった!!!!

 

怒って由子を追いかけひっぱたく村井、彼女は東京の会社でもらうお給料ではとても生活できないし、まして仕送りなど到底不可能だった。そこで夜のアルバイトをしていたのだ。

村井は宿屋を出て夜の町で呑んだくれる。酔っぱらって宿に帰ると宿屋も心配してまだ汽車に間に合うというが、部屋に帰った村井はそこで仕入れたひょっとこのお面をかぶって酔いつぶれている木山に思わず襲い掛かり・・・なんと首を絞めて殺害

 

え~~~~~~~~~~~~。ここでこれまでのほのぼのした感じが一転、殺人事件になっちゃうんだよね♪(なぜ♪?笑)

 

警察署で刑事(宮口精二)から動機を聞かれるが村井は木山を許せなかったわけではない・・・という。

拘留されている父のために由子は刑事に自分の本当のことを話す(彼女にとって知られたくない売春のことだ)が村井はどうして木山を殺してしまったのか自分でもよくわからない・・・

 

で私木山が憎かったからだと思ったが、映画.comのあらすじでは「ひょっとこ」のお面をみてせせら笑われているようでそれが憎かった・・・みたいなことが書いてある。

え、だから??(笑。そういえば旅館の女中(千石規子)に玄関先で自分が仕入れたひょっとこのお面をかぶって笑わせるというシーンがある。なんでも地元のお祭りでみんなひょっとこのお面をかぶるのでよく売れるんだという。

 

最後の殺人の動機がいまいち理解できなかったが、いかにも東宝映画って感じの物語でした。

          中田康子

 

東京見物に連れて行った安西郷子が父と一緒に勝鬨橋から隅田川の上流を眺める。

高いビルがなくて、ほんと、なんにもない↓